洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

チャールストンハーバー

Data

  • 1998年4月25日 生まれ
  • Grindstone

    Penny's Valentine

    母父Storm Cat

12年のNHKマイルCなど重賞を5勝したカレンブラックヒル、14年のユニコーンSを制したレッドアルヴィスの母ですね。

12年のNHKマイルCなど重賞を5勝したカレンブラックヒル、14年のユニコーンSを制したレッドアルヴィスの母ですね。 ノーザンファームから買った後、カレンブラックヒルとレッドアルヴィスが続けて活躍したんです。そういった意味では凄くラッキーでした。レイクで生まれた2頭はセレクトセールで高額取引されましたし、牧場に大いに貢献してくれました。

レイクに後継牝馬はいないんですね。

その点だけが残念でなりません。実は15年に子宮角捻転で難産になり、最終的に子どもが出てこられなくなる、というアクシデントがあったんです。この時に命を落としたのはキングカメハメハ産駒の牝馬だったんですが、血統が優秀ですし、無事なら素晴らしい繁殖牝馬になっていただろうな…と、今でも心残りです。チャールストンハーバーは助かりましたが、捻転のレベルが強く、その後は受胎しても消えるという状況が続いて…。何年か頑張ったんですけど、これ以上は無理かな、ということで諦めて、伊達でリードホースになりました。

最近の様子は?

26歳になりましたが、体はとてもムチムチとしていて、元気いっぱいです。ただ、上がり馬(現役を引退したばかりの牝馬)のリードホースとしては…。というのも、上がり馬は数年ぶりの放牧で興奮して走り回るので、リードホースには落ち着かせる役目が求められるんですが、チャールストンハーバーは率先して動いちゃうんです。このようにちょっと〝困ったちゃん〟なところはありますけど、少しでも長生きしてくれることを願っています。

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