23年のアルカナ・ディセンバーセールで40万ユーロでした。
他にも候補はいたのですが、なかなか価格と折り合いが付かなかったんです。そんな中、この馬は予算ぴったりで落とすことができました。決め手は馬体の素晴らしさですね。米国に比べ、欧州は血統を重視する傾向にあるのですが、父ハヴァナグレイは現3歳が初年度産駒、母系もそこまで活躍しているわけではないので、評価が上がらなかったようです。
現役時代は9戦4勝。芝1000mのGⅢアランベール賞を制しています。
馬体もゴロンとしていて、いかにもスプリンターといった感じです。芝5FのGⅠフライングファイブSを制するなど、素晴らしいスピードの持ち主だった父ハヴァナグレイの特徴を強く受け継いでいます。