洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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broodmare

レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

メジロアリス

Data

  • 2005年2月12日 生まれ
  • アドマイヤコジーン

    メジロシルビア

    母父ゴールデンフェザント

現役時代は芝1200mで3勝を挙げました。

脚が短くてゴロンとしていて、ダックスフントみたいな馬でした。実はお母さんのメジロシルビアが残した仔はアリスしかいないんです。アリスを生んで、すぐに死んでしまったので、スタッフの間では「育ての親の乳母に似たんじゃないか!?」と言われていましたね。

代表産駒のコウソクストレートはファルコンSを制しました。

こういう言い方をするとアリスにかわいそうですが、コウソクストレートは母に似ず、脚が長くてボリュームがあって、いい馬でしたね。ファルコンSを勝ち、これからという時期に蹄葉炎で早世してしまったことが残念でなりません。

ジョニーズララバイも芝短距離で3勝を挙げて、息長く走りました。

ジョニーは脚が短めでアリスに似ていました。余談ですが、セレクトセールに上場された時、鑑定台の前でハミが壊れるというアクシデントがあったんです。引いていたスタッフの方が無口をグッと握り、何とか頑張ってくださったという思い出があります。

産駒に共通する特徴はありましたか。

パンチの利いた仔が多かったので、それがレースにいっていい方に向いたのかもしれません。遡るとメジロラモーヌに繋がる牝系の出身。それだけに1頭でも後継の繁殖牝馬を…と思っていたのですが、それが叶わなかったことが残念ですね。

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