洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

メジロジェニファー

Data

  • 2007年4月14日 生まれ
  • ホワイトマズル

    カンパナ

    母父Sadler's Wells

父ホワイトマズル×母の父サドラーズウェルズという典型的な欧州血統です。現役時代は芝2000mで3勝を挙げました。

血統のイメージ通り、洋芝の札幌で強かったですね。姉のメジロサンドラが芝2500mのオープン特別を勝っているように、スタミナとパワーのある一族です。

性格は?

(母の)カンパナの一族はパンチが利いてるんです。ジェニファーも若い頃は獣医さんを蹴ろうとするなど、困ったところがありましたね。でも、子育てに関しては特に心配することはなかったですよ。

近年は体調を崩していたようですね。

3年ぐらい前に静脈炎という、酷いフレグモーネのような病気になってからですね。レイクのような集団放牧や夜間放牧はしんどいかなと…という様子で、それこそ補液(点滴)をすることもありました。ただ、ジェニファーに合わせた環境であれば、まだ頑張れると思うので、大事にしていただける牧場に譲渡することを決めました。

レイク産ではキタサンブラックの1歳牝馬が最後の産駒になりますね。

ジェニファーの体調のためにも、仔の成長のためにも、この仔は生後2~3週間で乳母を付ける予定だったんです。そう考えていた矢先、メジロツボネが死産で…。これも巡り合わせかなと思い、ジェニファーの仔をツボネに託すことにしました。サラブレッドの乳母はうまくいかないケースも多いんですが、受け入れて育ててくれたツボネには本当に感謝しています。2頭のお母さんのためにも、この仔が活躍してくれることを願っています。

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