洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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broodmare

レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

メジロミドウ

Data

  • 2008年3月11日 生まれ
  • ステイゴールド

    メジロサンドラ

    母父メジロマックイーン

ステイゴールド産駒で、母はオープンで活躍したメジロサンドラ。現役時代は芝中距離で2勝しました。

背が低いわけではないんですが、ステイゴールド産駒らしく線の細い馬でしたね。いつもカッカしていて、新馬戦のパドックでも立ち上がるし、吹っ飛ぶし、大変そうでした。実は(祖母の)カンパナの血統の牝馬には、気性がきつい馬が多いんです。それだけに他人事のようですが、〝よくこの血統にステイゴールドをつけたな〟という感じはありました。2勝して、姉のマリアンに続いて牧場に帰ってきてくれて嬉しかったです。

繁殖になっても気性は変わりませんでしたか?

最初の頃は、人がおっぱいを触るとか、お腹を触るとか、繁殖として受け入れなければならないことを凄く嫌がって、蹴ってくることもありました。徐々に慣れてくれましたが、最後まで「やめて!」という顔をしていましたね。

後継牝馬として現役時代に3勝したミスミルドレッドがいます。

この血統を残したかったので、現役時代のオーナーの丸山担さんから買わせていただきました。当歳の初仔はリアルスティールの牡馬。少し線は細めですけど、いい馬ですよ。母で苦労しただけにスタッフ一同、ミスミルドレッドもどうなることかと警戒していましたが、拍子抜けするぐらい大人しいんです。とても母娘には思えないですね(笑)

ミドウは20年の繁殖牝馬セールに上場されて、村上欽哉牧場さんに移りました。

こういう気性なので心配もありましたが、大事にしていただけているようで何よりです。1歳にはミスミルドレッドの全妹がいると聞いていますし、デビューを楽しみにしています。

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