洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

メジロプレスト

Data

  • 2003年2月25日 生まれ
  • メジロライアン

    レールデュタン

    母父マルゼンスキー

写真はメジロプレストの仔 、スズカプレスト

天皇賞・春を制したメジロブライトの全妹です。

母のレールデュタンに似て、この牝系らしい可愛い顔をしていましたね。ただ、決して立派な馬ではなく、どちらかといえば地味なタイプでした。

産駒の共通項はありましたか。

メジロっぽく、ゆっくりと良くなる馬が多かったです。最近の中央競馬は回転が早くて、3歳で勝てなかったら〝生きづらい〟じゃないですか。そういった意味では、時代に合っていなかったですね。

写真はメジロプレストの仔 、グランディオーソ
@ kazuki_m.m様に提供いただきました。

そんな中、地方でグランディオーソ、中央でスズカプレストと2頭の活躍馬を輩出しました。

グランディオーソはアフリート産駒らしく筋肉がムキムキしていて、凄くいい馬でしたね。一方、スズカプレストは平地で未勝利を勝ち上がれなかったんですが、障害に転じて、8歳で重賞勝ち。諦めずに所有してくださった永井オーナーに感謝の気持ちでいっぱいです。

一方で他の4頭は中央で勝ち上がれませんでした。

メジロプレスト自身、筋力が不足していて、骨格も寂しい馬だったので、それを補うような配合をすれば良かったな、という思いはあります。グランディオーソがアフリート産駒、スズカプレストがダイワメジャー産駒だったので、そのあたりがうまくいったのかな、と感じています。

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