現役時代は上山の高崎で2勝。ケンタッキーダービー馬のサンダーガルチやダート重賞4勝のバトルラインのイトコ、そして中京記念を連覇したフラガラッハの叔母になります。
可愛い馬でしたけど、18年にドリームジャーニーの牡馬を生んだ後、死んでしまいました。自身もそうだったんですが、脚向きの難しい馬が多かったですね。そんな中、3勝を挙げたメジロシーゴーとメジロチャンプはうまく成長してくれた印象があります。
初仔のメジロシーゴーは繁殖を引退後、洞爺でリードホースをしています。
獣医さんの処置は必要ですが、乳母もできるんですよ。これまでも何頭か育てていて、デビュー2連勝したフジマサリアルもそうですね。この時は母のメジロヒラリーが蹄葉炎で子育てできる状態ではなかったので、シーゴーに頑張ってもらいました。パシフィックベルの一族は性格が良く、他の馬に対して主張がないので、乳母の適性があるのかもしれません。