洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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broodmare

レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

ロゼリーナ

Data

  • 2013年2月16日 生まれ
  • キングカメハメハ

    ローズバド

    母父サンデーサイレンス

購買市場:ノーザンファーム

ロゼリーナ(牝11、キングカメハメハ×ローズバド、ドレフォン受胎)

Repole Stable, Inc.様、2,300万円にてご購買いただきました。 誠にありがとうございました。 贔屓目なしに今セールで屈指の良血馬です。父が名種牡馬のキングカメハメハなら、母は重賞2勝&GIで2着3回の名牝ローズバド。全兄のローズキングダムは09年の朝日杯FS、10年のジャパンCを制しています。さらに近親にはスタニングローズやロサード、ローゼンクロイツやヴィータローザなど、大物がズラリ。ご存じ、平成から令和の競馬シーンを彩ってきた〝バラ一族〟の出身です。 現役時代は芝2000mで2勝を挙げました。これまでに産駒は3頭がデビュー。いずれも勝利に手が届いていませんが、3番仔のザローズハーツは今年9月の新馬(中山芝1600m)が上々の3着でした。そう遠くない日、母に産駒初勝利の吉報を届けてくれるでしょう。 そしてお腹の中には人気種牡馬・ドレフォンの仔が 宿っています。「父ドレフォン×母の父キングカメハメハ」はJRAで23頭が走り、約74%の17頭が勝ち上がり。これは驚異的な数字です。もちろん量だけではなく質も素晴らしく、ジオグリフは一昨年の皐月賞を制覇。デシエルト、クールミラボー、そして当場の生産馬であるコンティノアールなど、重賞やオープンで活躍する馬が続出しています。 まだ11歳と若く、泣く泣く手放す形となりますが、新天地での活躍をスタッフ一同、心から願っています。

バラ一族の良血で、10年のジャパンCを制したローズキングダムの全妹になります。

ノーザンファームからの紹介で、2年前にレイクに来ました。当時、バラ一族は重賞勝ちから遠ざかっていて、少し落ち目でしたが、そうはいっても筋の通った血統ですからね。自身も2勝していますし、受胎率があまり良くないミスターメロディがお腹に入っていたのも魅力でしたね。

姪のスタニングローズが昨年の秋華賞を制しました。

さすが名牝系ですよね。この馬もバラ一族らしい丸みを帯びた体をしていて、いかにもいい仔を出しそうなイメージがあります。

1歳は父ミスターメロディの牝馬、当歳は父ナダルの牝馬ですね。

バラ一族は芝中距離で好成績を残していますが、ロゼリーナの父は万能型のキングカメハメハですし、種馬次第で様々なタイプの仔を出せると思います。いい意味でバラ一族らしくない活躍馬が出てくるかもしれませんし、楽しみは尽きないですね。

foal

retired broodmare