母のボクノナオミはゴールドアリュール産駒のJRA3勝馬。ダート1400m以下を主戦場に42戦を走り抜いた頑張り屋さんでした。そのエッセンスは産駒にも受け継がれているようで、初仔のワイノナオミ(父ドレフォン)は昨夏にデビューして、新潟で未勝利を快勝。芝ダートや距離を問わず、既に8戦を消化しています。おそらくは本馬も早期デビューからコンスタントにレースを使えるはずです。
曾祖母ハウヤドウーンに遡る一族はとにかく堅実で、JRAで20頭がデビューして16頭が勝ち上がり。実に半分の10頭が2勝以上を挙げているのは驚異的です。意外にもまだ重賞タイトルに手が届いた馬はいませんが、その壁は本馬が乗り越えてくれると信じています。