そんな〝母馬としての登竜門〟を16年に制したのが本馬の母デックドアウトです。実績はもちろんですが、血統にもご注目ください。父の父の父にマキャヴェリアン、母の父の父にクリスエスと、日本競馬と相性のいいトップサイアーがドシッと構えているのは心強い限りです。
また、ミスタープロスペクターのクロスはドゥラメンテ産駒のGⅠウイナー2頭、タイトルホルダー(21年菊花賞、22年天皇賞・春)、スターズオンアース(22年桜花賞&オークス)も内包している最強アイテム。力感たっぷりの体つきも頼もしい限りで、昨夏に惜しまれながら早世した父の代表産駒となる資格は十分にあります。