中央では10頭の産駒が走り、過半数の6頭が勝利。
今年のシンザン記念を制したライトクオンタムの母の父でもありますから、日本適性も証明済みです。
本馬は母系も素晴らしく、母は米GIIのプリンセスルーニーS(ダート7F)を連覇した快足馬。
ディープインパクト系、キングカメハメハ系が〝主流〟のセレクトセールでは注目されづらい血統ですが、仮に米国のセールに上場していれば…。
生産者としては、そんな妄想もしたくなります。
父の産駒はダートが主戦場ですが、芝のGI馬も複数送り出しています。
脚長の体型を見ても、ダート馬と決め付ける必要はないでしょう。
芝ダート、距離、そして国内外─。あらゆる意味で無限の可能性を秘めた逸材であることは間違いありません。