母デリケートアーチはダート短距離で2勝を挙げた快足馬。2歳7月のデビューから6歳1月のラストランまで32戦を走り抜いた頑健さも産駒に受け継がれているはずです。
そして母系で注目したいのは、祖母デリキットの半姉である92年オークス馬のアドラーブル。その代表産駒で99年の京都記念を制したエモシオン、99年すみれSを制したサリーレはともにトニービン産駒でしたから、本馬が父ジャスタウェイからトニービンの血を取り入れたこともセールスポイントとなります。
半兄ポッドウィズダム(父マジェスティックウォリアー)は昨年のセレクトセールで6000万円の高値でご購買いただいた砂の有望株。
兄とダートの大舞台で激突する日を心待ちにしたいと思います。