本馬は父の初年度産駒です。
エピファネイア産駒で成功している「サンデーサイレンスの4×3」のインブリードは、ルヴァンスレーヴ産駒にとっても大きな武器になること間違いなし。
また、母デリケートアーチはダート短距離で2勝を挙げた快足馬でしたが、何より2歳7月のデビューから6歳1月のラストランまで32戦を走り抜いた頑健さが特筆できます。
さらに「母の父アフリート」は近年のダート界のトレンド。一昨年の全日本2歳優駿を制したドライスタウトを筆頭に、ニシケンモノノフやモルトベーネ、ゴライコウなど、交流重賞の勝ち馬が続出しています。
馬体を見れば、骨太で重心が低く、いかにもケガと無縁のダート馬という感じ。
コンスタントに使われながら力を付けて、〝種牡馬1年生〟の父の名を高めてくれるに違いありません。