実は悔しい記憶があります。母の初仔だった全姉のサトノレティシアは、牝馬離れした雄大な馬体の持ち主で、将来を嘱望されました。しかし、育成過程でのアクシデントが響き、中央では僅か1戦しか走れず。それだけに弟への期待はいやが上にも高まります。
距離が保ってほしい…などと贅沢なことは言いません。進むべき道は明々白々。いずれ両親の産駒らしい筋肉の鎧をまとい、スプリント路線を席巻してくれると信じています。
Breeding horses
Data
父ロードカナロア
母 アイヴィベル
母父Archarcharch
毛色鹿
馬体重449kg (6月13日)
体高156.5cm
胸囲175cm
管囲21.7cm
リザーブ価格2,500万円
上場市場:セレクトセール2024
現時点では多少薄く見える体つきですが、その血統背景ゆえに、どんな成長を遂げるのか楽しみでなりません。父が史上最強スプリンターなら、母も米国のダート短距離戦線で活躍した快足馬。スピードの絶対値なら、今年のラインナップで一番でしょう。
父のロードカナロアは現役時代に香港スプリントを連覇するなど、スプリントとマイルでGIを6勝。短距離の枠を超えた歴史的名馬です。一方の母は米GⅡインサイドインフォメーションSの勝ち馬。米GIオグデンフィップスSでも名牝エイベルタスマンの2着になるなど、ハイレベルの米ダート短距離路線で素晴らしい走りを見せました。馬格があり、筋肉量もあり、スピードは満点。繁殖として成功する要素を全て兼ね備えた馬といえます。
実は悔しい記憶があります。母の初仔だった全姉のサトノレティシアは、牝馬離れした雄大な馬体の持ち主で、将来を嘱望されました。しかし、育成過程でのアクシデントが響き、中央では僅か1戦しか走れず。それだけに弟への期待はいやが上にも高まります。
距離が保ってほしい…などと贅沢なことは言いません。進むべき道は明々白々。いずれ両親の産駒らしい筋肉の鎧をまとい、スプリント路線を席巻してくれると信じています。
mare
〝ディープインパクトに配合するための繁殖を〟と思い、米国のセリで購入しました。しっかりと体があって筋肉質な馬がディープに合うことは傾向としてハッキリしていましたから、見るからにダート1400mという体つきのアイヴィベルはパーフェクトでした。 ...
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