(株)泉新キャピタル様、3,500万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
父シスキンは無傷の5連勝で愛2000ギニーを制したトップマイラーです。
過去の勝ち馬にキングマンやドバウィが名を連ねる〝種牡馬選定レース〟を制した実績に加えて、血統もピカイチ。
父系祖父のアンブライドルズソングは、コントレイルやスワーヴリチャード、ジャックドールの母の父として、日本の競馬ファンにも知られた存在です。
また、4代母ベストインショウに遡る牝系からはエルグランセニョールやリダウツチョイス、アーモンドアイといった活躍馬が出ていますから、こちらも日本適性は文句なし。
日本で種牡馬になるべくしてなった馬といっても過言ではないでしょう。
本馬の母系に目を向けると、兄姉は中央で7頭がデビューして6頭が勝ち馬。
特筆すべきは6頭が全て異なる種牡馬の産駒ということで、母の度量の大きさには驚かされます。
半兄トリオンフ(父タートルボウル)は18年小倉記念をレコードで制するなど重賞を3勝。
半姉クールキャット(父スクリーンヒーロー)は21年フローラSの覇者ですから、長打率も文句なしです。
あえて不安材料を挙げるなら、母の20歳時の産駒ということでしょうか。
しかし、実馬を見ていただければ、その出来栄えにいい意味で驚いていただけるはず。
体つきはパワフル、それでいて性格はキリッとしていて、競走馬としてのセンスに溢れています。
目指すは兄、姉が届いていないGIタイトル。
この馬を最後に子育てから卒業し、悠々自適の生活を送っている母に、いつの日か吉報を届けてくれることでしょう。