重野 心平様、6,200万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
ちょうど1年前、産駒デビューを目前に控えたサトノクラウン産駒の評判は「スピードよりもスタミナ、クラシックよりも古馬になってから」というものでした。
ところが、いざ蓋を開けると、2歳戦から勝ち馬が続出。
いい意味で期待を裏切ってくれました。年が明けても勢いは衰えず、タスティエーラが弥生賞を制し、皐月賞で2着。
トーセンローリエが桜花賞トライアルのアネモネSを勝てば、ウヴァロヴァイトはオークストライアルのスイートピーSを快勝しました。
今年の種付料は昨年から50万円アップの150万円でしたが、それも納得…。
いや、それどころかお買い得と思えるほどです。
産駒の傾向で明確なのは、サンデーサイレンス系の繁殖牝馬と相性がいいこと。
5月21日までに勝ち上がった18頭のうち、タスティエーラやウヴァロヴァイトなど、実に11頭が母の父サンデー系。
本馬と同じ「母の父ダイワメジャー」のセイウンスイートが勝ち上がっているのも心強い限りです。
母は骨盤を骨折したため、僅か1戦1勝で引退となりましたが、北村友一騎手と安田翔伍調教師はレースセンス、そしてポテンシャルを高く評価していました。
小柄な母の初仔とあって、決して大型ではありませんが、バランスは文句なし。
何より聡明な顔立ちが最大のセールスポイントです。
不完全燃焼に終わった母の分まで、競馬場で頑張ってくれると信じています。