母の産駒はコンスタントに走っていて、半兄コウソクスピード(父ヴィクトワールピサ)は3勝。同じくシホノディレット(父アジアエクスプレス)は不運な事故で急逝したため2勝止まりでしたが、無事ならオープンまで出世可能な逸材でした。また、半姉のアドマイヤサジー(父ハービンジャー)も2勝クラスで活躍中。種牡馬の持ち味を引き出し、確実に走る馬を送り出しています。となれば、本馬は砂の王道がターゲット。母の代表産駒となるような大活躍を期待しています。
生産馬のご紹介
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メジロコウミョウの2023
Data
- 2023年2月13日 生まれ 牡
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父ルヴァンスレーヴ
母 メジロコウミョウ
母父キングカメハメハ
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毛色青鹿
ルヴァンスレーヴ産駒が次代のダート界を担う─。この見解を否定する関係者は、ほぼ皆無でしょう。シンボリクリスエスの代表産駒の1頭で、現役時代は10戦7勝。3歳時は無敵を誇り、ジャパンダートダービー、南部杯、チャンピオンズCと圧巻のGI級3連勝。古馬になってからは故障に苦しみましたが、無事なら砂で長期政権を築いたに違いない名馬でした。現2歳がファーストクロップとあって半信半疑の方がいるかもしれませんが、種付料は初年度の21年が150万円(受胎確認後、以下同)、22年は250万円、そして23年以降は300万円と右肩上がりで上昇中。その理由は産駒の出来が総じて素晴らしいからに他なりません。
そして本馬の血統表に御注目ください。「父がシンボリクリスエス系×母の父がキングカメハメハ×母の母の父がサンデーサイレンス」という組み合わせは、既にエピファネイア産駒で結果が出ているニックス。3冠牝馬のデアリングタクトを筆頭にクラヴェルやスカイグルーヴと同じです。また、シンボリクリスエス系×メジロドーベル系のカップリングは、14年の青葉賞を制し、当場生産馬で初の重賞勝ち馬となったショウナンラグーン、昨年のプリンシパルSで2着だったアヴニールドブリエと同じ。こちらも相性には太鼓判を押せます。
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