種明かしをすれば「父ルーラーシップ×メジロドーベル系」は当場自慢のニックス。これまでに6頭がデビューして3頭が勝ち馬。いとこのホウオウイクセルはフラワーCを勝てば、叔父のホウオウドリームは4勝を挙げてオープンまで駆け上がりました。
また、「父ルーラーシップ×母の父マンハッタンカフェ」の配合も優秀。今年のマイラーズCを制したソウルラッシュ、ダートで活躍しているアディラート等、父と祖父の現役時代のイメージに反し、マイル前後の活躍馬が多く出ています。ならば、ドーベルが歓喜に沸いた新緑の府中はもちろん、悔し涙を流した春の仁川もターゲットでしょう。祖母の名を一層高める孝行息子になってくれるはずです。