父はキングカメハメハ産駒のダービー馬レイデオロ。一方の母は米国でGⅡ(ダート7F)を勝ち、GⅠで2着2回の快足馬ですから、ダービー馬の条件に合致。さらにミスタープロスペクターの4×5×5×5、クリスエスの4×4、ヌレイエフの5×5と“程よいインブリード”が3本発生しているように、練りに練った配合であることがご理解いただけると思います。
半姉のサトノレティシア(父ロードカナロア)は昨年のセレクトセールで8200万円の高値でご購買いただきましたが、弟も負けず劣らずの好素材。気の早い話ですが、ディープインパクトの血を持たないので、大活躍を遂げた暁には種牡馬としての価値も計り知れません。
次代のリーディングサイアーの期待がかかる父の名を、一気に高めてくれることを願っています。