「ガリレオ」の4文字にネガティブなイメージを抱く関係者は多いかもしれません。しかし、ガリレオ系とキングカメハメハ系の相性の良さは、キングオブコージやルガルの活躍で証明済みですから、むしろポジティブに捉えていただいて大丈夫。体つきを見ても逞しさがありながら手脚は軽く、絶妙な仕上がりです。
父のファーストクロップとなる1歳世代の中でも屈指の血統馬。偉大な叔母を追って、世代の頂点を目指してほしいと思います。
Breeding horses
加藤 守様、5,000万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
日本の競馬界に新風を吹き込もうとしている父の、命運を握る馬といっても過言ではないでしょう。父のポエティックフレアは21年に英2000ギニーとセントジェームズパレスSを制した名マイラー。一昨年に社台スタリオンステーションでは初となるガリレオ系の種牡馬として導入されました。その実績から初年度の種付料600万円(受胎確認後)は納得で、日本にガリレオ旋風を巻き起こすことが期待されます。
母は骨疾患でデビューに至りませんでしたが、祖母のフサイチパンドラは06年のエリザベス女王杯の勝ち馬。何より、叔母のアーモンドアイはGIを8勝した歴史的名牝です。2頭の父であるキングカメハメハとロードカナロアは父仔ですから、非常に近い血統構成の姉妹となります。さらに半兄のコンティノアール(父ドレフォン)は昨春の海外遠征でサウジダービー5着、UAEダービー3着と健闘。快挙が期待されたケンタッキーダービーは無念の出走取消となりましたが、母の繁殖としてのポテンシャルを十二分に示してくれました。
「ガリレオ」の4文字にネガティブなイメージを抱く関係者は多いかもしれません。しかし、ガリレオ系とキングカメハメハ系の相性の良さは、キングオブコージやルガルの活躍で証明済みですから、むしろポジティブに捉えていただいて大丈夫。体つきを見ても逞しさがありながら手脚は軽く、絶妙な仕上がりです。
父のファーストクロップとなる1歳世代の中でも屈指の血統馬。偉大な叔母を追って、世代の頂点を目指してほしいと思います。
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