Breeding horses
各務 正人様、3,100万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
手前味噌ながら、メジロライアンの血を引いた当場生産馬はよく走っています。
19年と21年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズを筆頭に、ショウナンラグーンとホウオウイクセルが重賞勝ち。
また、本馬と同じ「母の父メジロライアン」は、中央で19頭が走って9頭が勝ち馬。
20年京都ハイジャンプを制したスズカプレスト、オープンまで出世したパリンジェネシス、ホウオウドリームなど、活躍馬がズラリと並びます。
ライアンがターフを駆け抜けたのは30年以上も前ですが、子孫が頑張ることで、その雄姿に思いを馳せていただけるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
本馬の母メジロカトリーヌは、メジロライアンの最終世代の1頭です。
現役時代は41戦2勝、2着4回、3着5回。コンスタントに大崩れなく走った馬主孝行な馬でした。
これまでの産駒は期待ほど走れていませんが、本馬はパワー＆タフさが売りのアジアエクスプレスとのカップリングがマッチして、実に見栄えのする馬体に仕上がっています。
何より特筆したいのは鹿毛で、かつ両後脚の繋(つなぎ)が白いこと。
これは重賞2勝の祖母メジロダーリングと瓜二つなので、あの快足が隔世遺伝しているのではないかとワクワクしています。
ライアンとダーリング。
メジロ牧場の一時代を築いた2頭の面影を強く感じさせるだけに、スタッフの愛着もひとしお。
まずは元気に、そして息長く活躍してくれることを願うばかりです。
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