本馬の父系と母系を逆にした形となる「父サンデーサイレンス系×母の父マキャヴェリアン系」の配合からはヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスの〝GⅠ3きょうだい〟を始め、ヴィクトワールピサ、アドマイヤマーズ等の大物が続出していますから、ニューイヤーズデイとサンデー系の相性の良さを疑う理由はありません。
父自身の成績と産駒傾向、さらには母がサンデーサイレンス産駒ながら全3勝をダートで挙げたパワータイプであったことから、字面上は砂向き。ただ、祖父ストリートクライは芝でGⅠ25勝のウィンクス、ダート&オールウェザーでGⅠ11勝のゼニヤッタなどを輩出する〝マルチサイアー〟でしたから、適性を決めつける必要はないでしょう。
大谷翔平やソダシでトレンドの〝二刀流〟を歩む可能性も十分にあるはずです。