村瀬 寛紀 様、2,000万円にて御購買頂きました。
有難うございました。
現1歳が初年度産駒となるサトノクラウンに対して、どういったイメージをお持ちでしょうか。
2歳時は速い上がりにも対応していましたが、GⅠ勝ちは香港ヴァーズ(シャティン芝2400㍍)と宝塚記念(阪神芝2200㍍)。
どちらも時計と上がりのかかる決着でしたから、本質的には欧州血統のマルジュ産駒らしい、パワータイプだったと言えるでしょう。
となると、母サオヒメとの相性は◎です。というのも、やはり典型的な欧州血統のハービンジャーとの間に、代表産駒であるマイネルサージュ(現役オープン)を送り出しているからです。
本馬と逆パターンになる父サンデーサイレンス系×母父マルジュ(サトノクラウンの父)の配合はJRAで14頭が走って10頭が勝ち馬のニックス。
マルセリーナ(父サンデーサイレンス)は2011年の桜花賞を制覇。その半弟のグランデッツァ(父アグネスタキオン)は重賞を3勝し、2014年の都大路Sでは芝1800㍍の日本レコードとなる1分43秒9をマークしています。
両親から受け継いだ黒光りするボディーを見ても、「王」と「姫」は間違いなくベストカップル。
いきなり父の代表産駒となっても全く驚くことではありません。