その一つが〝走るパターン〟が確立されていること。ダイワメジャーで言えば、母の父ホワイトマズルとの配合は有名なニックス。JRAで走ったのは僅か18頭ですが、その中からフェアリーSを制したトーセンベニザクラ、1億5000万円以上を稼ぎ出したダローネガ、クロッカスSを制したディキシーナイト等が出ています。
また、ダイワメジャーは母の母の父サドラーズウェルズとも相性が抜群で、アドマイヤマーズやメジャーエンブレム、レシステンシアなどの超一流マイラーが該当します。実際、本馬の全兄ロジスカーレットも未勝利、1勝クラスを連勝し、2勝クラスでも好勝負を演じるなど、ポテンシャルを感じさせる馬でした。
母にとって3年ぶりのダイワメジャー産駒となる本馬には、まずは兄以上の活躍を―。そしてゆくゆくはマイル重賞の常連になってほしいと願っています。