そして、これはあくまで想像ですが、本馬の父リアルスティールとの相性も◎とみています。もちろん根拠はあって、それはリアルスティールと同じく「父ディープインパクト×母の父ストームキャット」の先輩種牡馬キズナが、シンボリクリスエスと相性が抜群だから。
「父キズナ×母の父シンボリクリスエス」はJRAで僅か8頭が走ったのみですが、その中から昨年のエリザベス女王杯を制したアカイイト、サウジアラビアの1351ターフスプリントを制したソングラインが登場。その長打力には驚くしかありません。
祖母ポップスを祖とする一族は実に手堅く、目黒記念を連覇したポップロック、今年の福島牝馬Sを制したアナザーリリック、重賞2着3回のスピードリッパーなどが出ていますが、GⅠは惜しくも未勝利。本馬が一族の〝壁〟を打ち破ってくれることを期待しています。