昨年もお伝えしたように、配合も一級品です。父のキズナは芝ダート、距離を問わずに活躍馬を輩出していますが、血統通の間で知られているのがゴーンウエストとのニックス。とりわけ牝馬は長打率が高く、20年のチューリップ賞など重賞2勝のマルターズディオサ、23年の福島牝馬Sを制し、22年のエリザベス女王杯で2着だったステラリア、23年の忘れな草賞の勝ち馬のグランベルナデット、芝短距離で息長く活躍したスマートリアンなどが出ています。このカップリングからGⅠ馬が現れるのも時間の問題でしょう。
まずは3歳春のクラシックがターゲットになりますが、可能性は無限大。海外に打って出て、母が主戦場とした米国のダート路線を沸かせることも、決して夢ではありません。