Staff Note
クールキャット
放牧地ではよく寝ていて、
のんびりした感じでした。
当時の育成担当
レイクヴィラファームスタッフ
熊田耕太郎
レイクヴィラファームスタッフ
熊田耕太郎
写真提供: @cometokome vvia X(旧:Twitter)
イヤリング当時の印象を教えてください。
兄のトリオンフはタートルボウル産駒らしく、胴長で短足だったので、そこまで見栄えのする馬ではありませんでしたが、クールキャットは大型でもバランスが良かったですね。ただ、大きいがゆえに骨端が痛くなることもありました。ちょうど年が明けて1歳になった頃は、成長痛に悩まされましたね。性格は良く、放牧地ではよく寝ていて、のんびりした感じでした。
将来性は感じましたか。
いい馬でしたから、楽しみにはしていましたよ。ただ、父スクリーンヒーロー×母の父ダンスインザダーク×母の母の父モガミという重厚な配合だったので、スピード面に関しては何とも言えなかったです。大柄だったので尚更、そのあたりは心配でしたね。
写真提供: @mejiro0506 via Instagram
2歳6月の東京芝1400mでデビュー勝ち。3歳春にはフローラSを制しました。
新馬を勝った時は、思ったよりスピードがあるんだな、と驚きましたね。今になって思えば、クールキャットと同じく父がスクリーンヒーロー、母がメジロ牝系のモーリスも〝スピードがあるのかな?〟という血統構成でした。それでも大活躍したわけですから、血統は面白いですね。
来年からはレイクヴィラファームで繁殖となります。
個人的な話になりましたが、私が入社1年目の時、母のメジロトンキニーズが1歳だったんです。それだけ付き合いが長く、思い入れもある血統なので、孫の代まで見られることが嬉しいです。母を超えるような産駒を送り出したいですね。
クールキャット
Data
- 2018年2月21日 生まれ 牝
- 第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(G2)
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父スクリーンヒーロー
母父ダンスインザダーク
上場市場:シルクホースクラブ提供馬
クールキャットの紹介ページ