洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

トップページ

Staff Note

カフジオクタゴン

内ヨロの筋肉が凄く、お相撲さんみたいに
トモを開いて歩いていました。

当時の育成担当
元レイクヴィラファームスタッフ
内村翔
レイクヴィラファームスタッフ
カフジオクタゴンという名前の馬

写真提供: @8fqBJhU84ZBML6P via X(旧:Twitter)

生まれた当時の印象を教えてください。

とにかくゴツかったですね。幅が凄くて、この時点でダート馬になってもおかしくないな、という感じでした。肉付きが良く、特に内ヨロの筋肉が凄かったです。そのせいか、お相撲さんみたいにトモを開いて歩いていました。

母メジロマリアンは父メジロベイリー×母の父メジロマックイーンという血統構成です。

ベイリー産駒は一世代に4~5頭ずついましたが、マリアンはベイリー産駒で一、二を争ういい馬でしたね。デビュー前から、絶対に古馬になって良くなると確信していました。ベイリーにもサンドラにも携わっていたというひいき目もありますが、エリザベス女王杯を狙えると思っていたぐらいです。一方、祖母のメジロサンドラはオープンで活躍したのですが、休養で牧場へ帰ってくる度にゲッソリしていまし、歩様もゴトゴトでした。成績はサンドラの方が良かったのですが、馬としての印象は断然、マリアンの方が良かったです。

カフジオクタゴンという名前の馬

写真提供: @rumirumi05261123 via Instagram

父モーリスもメジロ牝系の出身ですね。

実はモーリスの母メジロフランシスも乗ったことがあるんです。小さな馬でしたが、仔出しは素晴らしく、初仔のメジロポッター(父メジロベイリー)もいい馬でしたね。余談ですが、カフジオクタゴンとポッターは父方と母方をひっくり返したような血統構成になるので、特に思い入れがあります。

カフジオクタゴンという名前の馬

写真提供: @kaf_as_horse via X(旧:Twitter)

実際、マリアンの繁殖成績は素晴らしいですね。

初仔のノーザンクリスから〝おっ、いい馬だな!〟と思いましたからね。3番仔のアルメイダミノルのバランスの良さも印象に残っています。その点、カフジオクタゴンは生まれ落ちが68kgもあって、立派すぎるのが逆に怖かったくらいです。それだけにケガなく、これだけの活躍してくれていることにホッとしています。できることならもう一つ、大きなタイトルを取ってくれると嬉しいですね。

カフジオクタゴン

Data

  • 2019年3月8日 生まれ 牡
  • 第14回 レパードステークス(G3)
  • モーリス

    メジロマリアン

    母父メジロベイリー

上場市場:JRHAセレクトセール

カフジオクタゴンの紹介ページ