1月6日の中京1R・3歳未勝利（ダート1800m）において、生産馬のコンテナライン号（牝3歳、父ドゥラメンテ、母アイヴィベル）が勝利しました。

追い切りで好時計をマークしたこともあって、単勝3.0倍の1番人気で迎えた一戦でした。道中は中団のインを追走。勝負所で団野大成騎手の手綱が激しく動き、先団に離されそうになりましたが、直線に向くと闘志に火が付きました。馬群の内目から追い上げると、残り200mからは狭いスペースを突いてひと伸び。終わってみれば2着に3/4馬身差を付ける完勝でした。

父はこの世代がラストクロップとなる早世の名種牡馬。一方の母も米GⅡのインサイドインフォメイションSを制し、GⅠでも2着が2回あるので、文句なしの血統馬です。昨年10月の新馬（京都芝2000m）は気持ちが乗らなかったのか、後方ままの10着でしたが、続く11月の未勝利（京都ダート1800m）で4着に前進。そしてリフレッシュを挟んだ3戦目の今回、狙い澄ました牝馬限定戦への起用で、待望の初勝利となりました。心身ともに伸び代はたっぷり。父の名をさらに高める1頭に育ってほしいと思います。

住谷孝一様、高柳大輔調教師、団野大成騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。