7月21日の福島5R・2歳新馬（芝1800m）において、生産馬のブラックルビー号（牝2歳、父キズナ、母メジロスプレンダー）が勝利しました。

五分のスタートから、スッと好位を確保。手応え良く運び、4角手前では馬なりのまま、先頭に立ちます。直線では戸崎騎手が何度もターフビジョンを確認して、2着のスティーヴバローズ号に2馬身差をつける余裕のフィニッシュ。単勝1.6倍の圧倒的1番人気にふさわしい着差以上の完勝でした。

半兄のダノンスプレンダーが21年と22年のポルックスSを連覇、そして叔父のサトノノブレスが重賞を4勝している血統馬。同じくTNレーシング様の所有馬である全姉のキットハナガサクは、勝ち上がりに8戦を要したものの、先月の奥尻特別で母仔制覇を達成。着実に力をつけて、将来を嘱望されています。もちろん、妹も負けず劣らずの好素材。この時期の勝ち上がりとなったからには、姉が届かなかったクラシック出走を目指してほしいと思います。

TNレーシング様、田中博康調教師、戸崎圭太騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@dora_3121様よりいただきました。