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兄が重賞を制した中山芝2200mで一人旅
コンフェルマが後続完封で2連勝

2024.09.29 Recently Winners

9月29日の中山7R・3歳以上1勝クラス(芝2200m)で、勝利するコンフェルマ号

9月29日の中山7R・3歳以上1勝クラス(芝2200m)において、生産馬のコンフェルマ号(牡3歳、父エピファネイア、母ブルーダイアモンド)が勝利しました。

五分のスタートから無理することなくハナへ。前半1000mが61秒9というスローペースに持ち込みました。勝負所で後続がペースアップ。しかし、鞍上の松山弘平騎手の手綱はピクリとも動きません。ようやく直線に向いてから追い出されるとスッと加速して、2馬身半差の完勝。上がり3Fはメンバー中最速の34秒6ですから、まさに〝テン良し・中良し・しまい良し〟の素晴らしいパフォーマンスでした。

名繁殖牝馬である曾祖母バレークイーンを祖とする一族の出身。全兄のアリストテレスは20年の菊花賞でコントレイルから首差の2着に健闘し、21年にはAJCCを制しています。本馬は3月の未勝利で2着となった後、脚元の不安で休養しましたが、復帰戦となった前走で待望の初勝利。そして今回、兄が重賞を制した中山芝2200mで嬉しい2連勝となりました。今回も含めてキャリアは僅か4戦ですから、まだまだ成長の余地あり。この勢いで名牝系を彩る存在に駆け上がってほしいと思います。

近藤英子様、寺島良調教師、松山弘平騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@s1nihs様よりいただきました。