洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

トップページ

新着情報 What’s New

バラ一族では異色のダート短距離馬!?
ザローズハーツが大外枠から堂々押し切り

2024.11.09 Recently Winners

11月9日の東京1R・2歳未勝利(ダート1600m)において、生産馬のザローズハーツ号(牝2歳、父ミスターメロディ、母ロゼリーナ)が勝利

11月9日の東京1R・2歳未勝利(ダート1600m)において、生産馬のザローズハーツ号(牝2歳、父ミスターメロディ、母ロゼリーナ)が勝利しました。

大外枠から気合を付けられて、3角までに好位を確保しました。そのまま直線に向くと、残り400mからは外のシウダーエヴィータ号との一騎打ち。一度はかわされそうになりましたが、佐々木大輔騎手の激しいアクションに応えて勝負根性を発揮。C.ルメール騎手が手綱をとる1番人気を半馬身抑え、3戦目での初勝利となりました。

4代母のローザネイを祖とする「バラ一族」の出身です。曾祖母のローズバドは01年のフィリーズレビューと03年のマーメイドSを制し、GIでも2着3回の活躍馬でした。そして伯父のローズキングダムは09年の朝日杯FSと10年のジャパンC、いとこのスタニングローズは22年の秋華賞の覇者。近親には重賞ウイナーがズラリと並びます。この一族には珍しくダート短距離での勝ち上がりとなりましたが、今後はどういったキャリアを重ねるのでしょうか。血統的に成長力も期待できますから、完成の時を楽しみに待ちたいと思います。

伊藤功一様、寺田心平様、大竹正博調教師、佐々木大輔騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@kou1koh1様よりいただきました。