12月21日の中山4R・2歳未勝利（ダート1800m）において、生産馬のピカピカサンダー号（牡2歳、父アジアエクスプレス、母メジロライアン）が勝利しました。

三浦皇成との初コンビで迎えた一戦、五分のスタートからハナを主張。結果的にこれが大正解でした。前半1000mが63秒6のマイペース。勝負所で後続に並びかけられましたが、直線に向くと加速。追ってきたリバースザトレンド号を半馬身抑え、先頭でゴールに飛び込みました。

JRAに僅か3頭しかいない、そして当場の生産馬に限ると唯一となる「母の父メジロライアン」の現役馬です。8月の新潟でデビューして、勝ち馬から半馬身差の2着。そこから4着、7着と低空飛行が続きましたが、4戦目で嬉しい初勝利となりました。ライアンに加えて、重賞2勝を挙げた祖母メジロダーリングの血を引く貴重な存在でもありますから、息長く活躍してくれることを願っています。

カカムーチョレーシング様、鹿戸雄一調教師、三浦皇成騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@kou1koh1様よりいただきました。