2月9日の小倉7R・４歳以上1勝クラス（ダ1700m）において、生産馬のワイノナオミ号（牝4歳、父ドレフォン、母ボクノナオミ）が勝利しました。

近走は追い込みキャラが定着していましたが、この日は最内枠から気合を付けて中団インへ。向正面で早くも好位に取り付くと、直線では先行2頭の間から脚を伸ばします。最後は内で粘るステラスプレンダー号との一騎打ち。勝負根性を発揮してアタマ差捕らえ、1年4カ月ぶりの2勝目となりました。

母はダート短距離を主戦場に42戦3勝。息長く走り、取引価格の3倍以上を獲得した頑張り屋さんでした。初仔となる本馬は2歳秋にダート1200mで初勝利。その後、芝で苦戦が続きましたが、昨秋からダートに再転向して5着→2着→4着→3着→5着。そして今回、2戦連続の1700mも奏功したのか、11戦ぶりの勝利を手にしました。使われながら着実に力を付けていく姿は母と瓜二つ。今後も元気に走り、母に並ぶ3勝目、さらにその先を期待したいと思います。

塩澤正樹様、畑端省吾調教師、荻野極騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、フォトチェスト森様よりいただきました。