2月15日の京都3R・3歳未勝利（ダート1400m）において、生産馬のスニーカースキル号（牝3歳、父キズナ、母ストリートバンド）が勝利しました。

昨年11月の新馬から約3カ月の休み明け、そして初ダートの一戦でした。好スタートから気合を付けられて番手へ。そのまま手応え良く運び、4角では早くも先頭に立ちます。勝負の直線、追ってくるライバルを突き放すと、残り100mでは早くも勝負あった。2着に3馬身差の楽勝で、嬉しい初勝利となりました。

父は今年の種付料が国内トップタイの2000万円となったトップサイアー。一方の母は19年の米GI・コティリオンSを制した名牝です。本馬は初仔ながら十分な馬格があって、当歳時から素晴らしい馬でした。一昨年のセレクトセールでは多くのお声がけをいただき、1億2500万円（税抜）の高値に。それだけに喜びとともに重圧も感じていました。昨秋のデビュー戦ではまさかの大敗を喫しましたが、2戦目での勝ち上がりにまずはひと安心です。また、藤田オーナー所有の当場生産馬はエゾダイモン、ブレイクボーイ、バロンに続いて、4頭連続の勝ち上がりとなりました。

藤田晋様、杉山晴紀調教師、吉村誠之助騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、Noriya Inaba様よりいただきました。