4月20日の福島10R・奥の細道特別（芝2600m）において、生産馬のキットハナガサク（牝4歳、父キズナ、母メジロスプレンダー）が勝利しました。

外の15番枠から好スタートを決めると、スッと好位に付けました。初の2600mでしたが、折り合いは完璧です。そのままリズム良く運び、4角で先頭へ。外で食い下がるエコロレイズ号を振り切ると、ゴール前で猛追してきたローザサンリヴァル号も首差凌いでゴール。これがこの日の4勝目となった三浦皇成騎手の好リードもあって、約10カ月ぶりの3勝目を手にしました。

祖母のクライウィズジョイに端を発する名牝系の出身です。叔父のサトノノブレスが重賞4勝馬なら、半兄のダノンスプレンダーは21年と22年のポルックスSの覇者。同じくシホノスペランツァは22年の菊花賞の5着馬で、先週の中山では障害未勝利を圧勝しているので、嬉しい2週連続のきょうだいVとなりました。来週のフローラSには、全妹で2戦2勝のブラックルビーが出走予定。是非とも3週連続のきょうだいVを成し遂げてほしいと思います。

TNレーシング様、武井亮調教師、三浦皇成騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@seasoning_rayu様よりいただきました。