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【米国セール遠征2024】
スタッフが語る繁殖牝馬を追いかけて①

2024.11.19 Column

11月2日からレイクヴィラファーム代表の岩崎義久、そして私、大山文平は新しい仲間を求めて、米国の繁殖牝馬セールへの旅に出ました。

昨年同様、アメリカでの種牡馬見学、そして繁殖牝馬セールを皆さんにも身近に感じていただけるよう、詳細にまとめました。数回に分けてお届けしますので、ご覧いただけると幸いです。

早朝に新千歳空港を出発し、羽田経由でダラスに向かいました。まずは搭乗前に羽田でビールを軽く一杯。そして機内食は和食を選びましたが、想像以上においしかったです。ただ、初の海外で緊張していたのか、ほとんど眠れず。おかげで12月の欧州の繁殖牝馬セールの上場馬チェックが捗りました(今回の分は既にチェック済み)。



しかし、ここでいきなりのアクシデント。雷雲の影響で1時間の延着。さらにはボーディングブリッジの故障で降機が遅れ、乗り継ぎに間に合わなかったのです。次のレキシントン行きが満席だったため、次の次の便に振り替えられました。

思わず足止めに出鼻をくじかれましたが、災い転じて福と為します。トランジットの時間を利用してダラスの街に出たことが大正解。市内には路面電車網が張り巡らされているのですが、いわゆる〝鉄ちゃん〟の私は大興奮して、写真を撮りまくりました。路面電車といっても車両は実に高性能で、専用軌道を時速100キロでぶっ飛ばします。日本のそれとは全く異なる乗り物ですね。余談ですが3ドルで午前、昼間、午後のそれぞれの時間帯が乗り放題というシステム。ただし、いわゆる信用乗車方式だったので、無賃乗車している人も多いように感じました。

ランチでステーキを食べてから、ケネディ大統領の暗殺現場へ。見事に観光地化されています。実際に現地に行ってから、YouTubeなどで当時の映像を見返すと、60年前の出来事が身近に感じられる気がしました。

そんなこんなで空港に戻り、夕方の便に搭乗。現地時間の20時過ぎにブルーグラス空港に到着しました。荷物がなかなか出てこないので〝ロストバゲージか!?〟と慌てましたが、なぜか別のカウンター?から登場。事なきを得ました。レンタカーを借りて滞在先となるホテルへ。海外のホテルってどうなんだろう…と心配だったのですが、豪華客船のような内観に加え、部屋も広い!綺麗!で最高でした。移動と観光でクタクタだったので、翌日からの下見に備えて即就寝。体力の回復に努めました。

次回ではセリの下見の様子をお届けします。


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この旅の続きは「スタッフが語る繁殖牝馬を追いかけて②」をご覧ください。